商品説明
<清浄なる祈りの象徴、白木位牌>
故人の御霊を供養し、安らぎの場を整えるための白木位牌(野位牌)をご用意しました。本商品は、7.5寸の白木位牌(仮位牌)と6寸の野位牌を1柱ずつ揃えた2柱1セットの仕様。
どちらも無地仕様のため自由な表記が可能で、戒名や法名、故人の俗名、没年月日、年齢を入れることで、よりふさわしい形で葬儀供養ができます。
無地のシンプルなデザインが特徴で、宗派を問わず仏式の法要に広く用いられます。白木ならではの清らかな佇まいが、故人への純粋な祈りを象徴し、ご供養の場にふさわしい落ち着きをもたらします。
■素材
厳選された白木素材
仏教では「白」は純粋・無垢・清らかさを象徴する色とされ、故人の魂を清浄に供養する意味合いを持ちます。特に、白木の無垢な状態は、故人が仏の世界へ向かう準備期間である「中陰(四十九日まで)」の状態を表し、仮の拠り所としてふさわしいとされています。
白木位牌は、四十九日法要を迎えるまでの仮の位牌として使用されるため、仮位牌とも呼ばれます。その後、本位牌(黒い漆塗りや金箔の位牌)へと移行します。これは、故人の魂が浄化され、仏としての位が定まるまでの間、魂の拠り所として白木位牌を用いるという考えに基づいています。
また、野位牌も同様に、墓石の完成までの仮の位牌として用いられたり、火葬の際に棺に納めることで故人の旅立ちを見送るために使われます。このように、白木は「一時的なもの」としての象徴的な意味を持っています。
■利用シーン
白木位牌(仮位牌)は、故人の魂を供養するために葬儀から四十九日法要までの中陰の間に使用されます。葬儀では、僧侶による読経とともに戒名を授かり、祭壇に安置されることで故人の新たな旅立ちを見守ります。その後、四十九日までの間、ご家族が故人を偲びながら供養を続けるために、後飾り棚に安置し供養します。
四十九日法要を迎えると、白木位牌から塗りの本位牌へと移行し、本位牌はお仏壇に納められます。このとき、白木位牌はお寺に納めるか、菩提寺の指示に従って適切に処分されることが多いです。
一方、野位牌は、墓石の刻字が完了するまでの間、お墓の前に安置されることが一般的です。地域によっては、火葬の際に故人の棺に納める習慣もあり、最後のお別れの証として用いられます。
白木位牌と野位牌は、それぞれの役割を通して、故人を偲び、安らかな眠りを願う大切な供養の形として広く用いられています。
故人を偲ぶ大切な時間に寄り添う、白木位牌(仮位牌)と野位牌。祈りの場を整えるために、ぜひお選びください。
■仕様
白木位牌サイズ
・白木位牌
総高さ 31.5cm
書き面 22.72cm(7.5寸)
・野位牌
総高さ 27.5cm
書き面 18.18cm(6寸)
■取り扱い注意事項
-直射日光や高温多湿を避け、風通しの良い場所で保管してください。
-取り扱いの際は優しく手に持ち、落下や衝撃を避けてください。
-長期保管することによって木材の中の油分が染み出し、黄ばみが出る場合があります。
-仮位牌としての役割を終えた後は、菩提寺や仏具店へ相談し、適切に処理してください。